JR九州、金融事業参入を発表 SBIHDと提携し20万口座獲得目指す
JR九州、金融事業参入へ SBIHDと提携し20万口座獲得目指す

JR九州は25日、インターネット証券大手のSBIホールディングス(HD)と業務提携し、銀行や証券などの金融事業に参入すると発表した。2027年度にサービスを始め、2年程度で20万超の口座獲得を目指す。

専用アプリで幅広いサービス提供

SBIHDが開発するJR九州専用の金融アプリ「JQ BANK(仮称)」で口座開設や資産運用、保険などの幅広いサービスを提供し、JR九州のポイントサービス「JRキューポ」とも結びつける。両社が連携して住宅ローンの提供などを行い、収益を分け合う形となる。

顧客基盤の取り込み狙う

JR九州が展開するクレジットカードの会員や、自社ブランドのマンション購入者らを中心に口座開設を働きかける。住宅ローン金利の優遇のほか、預金残高に応じたJRキューポの付与などにより、鉄道や駅ビルなどの顧客の囲い込みにつなげる狙いもある。SBI側はJR九州の顧客基盤を取り込むことができる。

JR九州の古宮洋二社長はこの日の記者会見で「九州は人口減少が進んでいる。鉄道や不動産などに加えて事業の幅を広げていきたい」と話した。