スポーツジムを展開するRIZAP(ライザップ)グループは、2026年4月14日、建設業への本格参入を正式に発表しました。同グループは、小型フィットネスジム「チョコザップ」の店舗開発で培った独自のノウハウを活用し、オフィスや美容室、医療クリニックなどの内装工事の受注を積極的に目指す方針を明らかにしています。
チョコザップの成功を基盤に
RIZAPグループは、2023年1月からの1年間でチョコザップを1020店舗出店し、24時間営業のフィットネスジムとして年間最多出店数でギネス世界記録に認定されるなど、急速な成長を遂げてきました。この成功の背景には、自前で育成した職人が内装を手がけ、資材を中国などの工場と直接取引する独自の調達網を構築したことが大きく貢献しています。これにより、建設費の抑制と短期間での大量出店を実現し、効率的な事業運営を可能にしています。
建設業への戦略的展開
同グループは、今年度中にグループ全体の1割強にあたる約500人を職人に転換し、傘下の「RIZAP建設」を通じて外部からの受注を本格的に受け付ける体制を整備する計画です。将来的には、社外からも人材を採用する方針を掲げており、人手不足など建設業界が抱える課題の解決に貢献したい意向を示しています。この動きは、既存のフィットネス事業から建設分野への多角化を図る戦略的な一歩として注目されています。
RIZAPグループの今回の参入は、自社で蓄積した技術と経験を新たな市場に応用することで、業界全体の革新を促す可能性を秘めています。内装工事における高品質かつ迅速なサービス提供が期待され、今後の展開が業界関係者から注目を集めています。



