ロシア、フィギュアスケートで66年ぶりメダルなし ウクライナ侵攻が影響か
ロシア、フィギュア66年ぶりメダルなし 侵攻影響か (20.02.2026)

ロシア、フィギュアスケートで66年ぶりのメダルなし ウクライナ侵攻が影を落とす

ミラノ・コルティナ冬季五輪で19日に終了したフィギュアスケート競技において、中立選手として出場したロシア勢は、男女ともに6位に終わりました。これは、ソ連時代の1960年スコーバレー大会以来、実に66年ぶりとなるフィギュアスケートでの「メダルなし」という結果です。

「フィギュア大国」の栄光と現在の苦境

ロシアは、1964年インスブルック大会以降、2006年のトリノ大会までペア種目で12連覇を達成するなど、長年にわたり「フィギュア大国」としての地位を確立してきました。しかし、今大会は2022年2月に開始されたウクライナ侵攻後、初めて開催された冬季五輪となります。侵攻の影響により、ペアやアイスダンス種目では中立選手としても出場権を得ることができず、男女シングルにおいても一人ずつしか参加できなかったことが、今回の不振に大きく影響したと見られています。

女子選手の奮闘と悔しさ

女子シングルでは、過去3大会連続で金メダルを獲得してきたロシア勢に、国民の大きな期待が寄せられていました。ロシア選手権を3連覇中で、今大会でもショートプログラム5位から浮上を目指したアデリア・ペトロシャン選手は、フリー演技において「逆転表彰台」を狙うために必須とされた冒頭の大技、4回転トーループで転倒してしまいました。

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競技後、ペトロシャン選手は記者団に対し、「自分にも観客、連盟、コーチにも恥ずかしい。責任は自分にある。精神的にロシアに帰りにくい」と心境を語り、結果に対する深い悔しさと責任感をにじませました。

今回の結果は、単なる競技上の敗北ではなく、国際情勢がスポーツに与える影響を如実に示す事例となっています。ロシアフィギュア界が、かつての栄光を取り戻すためには、競技力の回復だけでなく、国際社会における立場の改善も重要な課題となるでしょう。

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