4月の企業物価、前年比4.9%上昇 イラン情勢で23年5月以来の高水準
4月企業物価4.9%上昇、イラン情勢で23年5月以来の高水準

日本銀行は15日、4月の国内企業物価指数(2020年平均=100、速報値)が前年同月比で4.9%上昇したと発表した。この上昇率は2023年5月以来の高い水準であり、イラン情勢の緊迫化に伴う原油価格の高騰が主な要因となっている。前月比でも2.3%の上昇を記録し、幅広い品目に影響が広がっている。

企業物価指数の概要と推移

企業物価指数は、企業間で取引されるモノの価格水準を示す指標であり、消費者物価指数の先行指標として注目されている。2025年6月以降、前年比の上昇率は2%台で推移していたが、今回の急上昇でその傾向が一変した。

品目別の動向

品目別に見ると、原油を精製して製造されるナフサや軽油などを含む「石油・石炭製品」が5.3%上昇した。特にナフサは前月比で83.2%、前年比では79.4%という大幅な上昇を示している。ナフサを原料とするエチレンなどの基礎化学品の価格も上昇しており、「化学製品」全体では9.2%の上昇となった。

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また、中東に生産拠点を持つ…

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