米商務省が21日に発表した4月の住宅着工件数(速報、季節調整済み)は、年率換算で前月より2.8%減少し、146万5千戸となった。市場では141万戸程度と予想されていたが、これを上回ったものの、2カ月ぶりのマイナスを記録した。
一戸建てが減少、集合住宅は堅調
主力の一戸建て住宅は前月比9.0%減の93万戸と大きく落ち込んだ。一方、集合住宅は堅調な動きを示した。全体の着工件数を前年同月と比較すると、4.6%の増加となっている。
地域別の動向
地域別に見ると、最大市場である南部は前月比11.0%減少した。一方、北東部は16.1%、中西部は2.5%、西部は5.0%それぞれ増加し、地域によって明暗が分かれた。
建設許可件数は増加
住宅着工の先行指標となる建設許可件数は、前月比5.8%増の144万2千戸と市場予想を上回った。前年同月比では0.2%の減少となった。建設許可の増加は、今後の着工回復への期待につながる。



