2026年5月1日、東京外国為替市場で対ドル円相場は午前9時半時点で1ドル=157円台前半となりました。前日夜には一時1ドル=155円台まで急騰し、政府・日本銀行による為替介入が行われたとの観測が広がっています。しかし、その後再び約2円の円安・ドル高が進行しました。
円売りが進んだ背景
原油価格の高騰により貿易赤字が拡大するとの見方や、米国の利下げ観測が後退したことなどから円売りが加速。4月30日には一時1ドル=160円70銭台まで円安が進行していました。
財務官の牽制
財務省の三村淳財務官は同日夕方、市場に対して「いよいよ断固たる措置をとる時が近づいている。これは最後の退避勧告として申し上げる」と強い牽制を行いました。この発言後、約5円の急速な円高・ドル安が進みました。
今回の介入は、2024年8月以来、約1年9カ月ぶりの実施となります。市場では介入の効果が一時的との見方もあり、今後の円相場の動向が注目されます。



