東京円、159円台前半 中東懸念後退も輸入企業のドル買いで円安に
東京円、159円台前半 中東懸念後退も輸入企業のドル買い

19日の東京外国為替市場では、円相場が1ドル=159円台前半で取引され、前日比でわずかに円安ドル高方向に振れた。午後5時現在の値は、前日比11銭円安ドル高の1ドル=159円03~05銭。ユーロに対しては17銭円安ユーロ高の1ユーロ=185円02~06銭となった。

朝方は円買い優勢も、その後円安に転じる

朝方の取引では、トランプ米大統領が交流サイト(SNS)で、予定していたイランへの再攻撃の延期を米軍に指示したと投稿したことを受けて、中東情勢への懸念が一時的に後退。これにより、安全資産とされる円を買う動きが先行した。しかし、その後は国内の輸入企業が決済目的でドルを買ったことから、円は売られ、円安方向に転じた。

補正予算編成が円安圧力に

市場関係者によると、「補正予算案の編成が報じられ、財政拡大への期待から円安圧力が強まった」との指摘がある。補正予算編成は政府支出の増加を通じて景気刺激策として働く一方、国債発行増加による金利上昇懸念や、日銀の金融緩和政策との兼ね合いで、円安要因として意識されたようだ。

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今後の見通し

市場では、米中の貿易摩擦やイラン情勢など地政学的リスクに加え、国内の政治動向も円相場に影響を与えるとみられている。特に、補正予算の規模や内容、そして日銀の金融政策決定会合の結果が注目される。当面は159円台を中心とした値動きが続くとの見方が多い。

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