NY株式市場が4営業日ぶりに反発、ダウ平均は631ドル高で取引終了
週明け3月23日のニューヨーク株式市場において、ダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反発を示し、前週末比631.00ドル高の4万6208.47ドルで取引を終了しました。市場では中東情勢の緊張緩和を期待した買い注文が優勢となり、上げ幅は一時1100ドルを超える場面も見られました。
中東情勢の緩和期待が買い優位の背景に
この日の市場動向の背景には、中東地域の緊張緩和への期待が大きく影響しています。トランプ米大統領がイランの発電所などへの攻撃を5日間延期するよう国防総省に指示したとの報道を受け、投資家のリスク回避姿勢が後退しました。これにより、割安感のある銘柄を中心に買い注文が集まり、市場全体を押し上げる形となりました。
ただし、イラン側が米国との対話を否定したとされる報道もあり、上げ幅は限定的なものに留まりました。このような複雑な情勢が、市場の動きに微妙な影響を与えていることが伺えます。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も反発
ハイテク株を主体とするナスダック総合指数も同様に4営業日ぶりに反発し、299.15ポイント高の2万1946.76で取引を終えました。この動きは、ダウ平均の反発と連動する形で、市場全体のリスク選好姿勢の回復を示しています。
ニューヨーク証券取引所では、昨年8月の取引風景が想起される中、今回の反発は投資家心理の改善を反映したものと言えるでしょう。経済指標や国際情勢の変化に敏感に反応する株式市場の特性が、この日の取引でも明確に表れました。



