エボラ出血熱の急速拡大にWHOが懸念、迅速対応を強調
エボラ出血熱の急速拡大にWHOが懸念、迅速対応強調

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は19日、ジュネーブで開催中の総会で演説し、コンゴ(旧ザイール)東部イトゥリ州を中心に感染が拡大しているエボラ出血熱について、「流行の規模や速さを深く懸念している」と述べました。その上で、WHOは迅速に対応していると強調しました。

緊急事態宣言を前例のない手続きで発出

テドロス氏は17日、エボラ出血熱が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に相当すると宣言しました。通常は専門家による緊急委員会の助言を経た上で宣言されますが、今回はその手続きを飛ばしたと表明。事態の深刻さを考慮し、前例のない対応をしたと説明しました。

緊急委員会を開催し勧告内容を議論

WHOは19日に緊急委員会を開催し、各国への勧告内容の議論を進めています。政府軍と反政府勢力の紛争が続くコンゴ東部の状況について、テドロス氏は大勢の人々が避難を余儀なくされていると指摘し、人の移動に伴う感染拡大に懸念を示しました。

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検査能力の限界が課題

WHOのコンゴ代表は19日の記者会見で、一部の検体から検出された「ブンディブギョ株」の検査に関し、現地では「1時間に6件しかできない」と述べ、検査能力の限界が課題となっていることを明らかにしました。

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