NYダウ平均株価、終値453ドル安で4万7501ドルに イラン攻撃の影響で1週間で1400ドル超下落
ニューヨーク株式市場で6日、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比453・19ドル安の4万7501・55ドルを記録しました。これは、米軍とイスラエル軍が2月末に実施したイラン攻撃以降の1週間で、下落幅が合計1400ドルを超えたことを示しています。市場関係者は、中東情勢の緊迫化が投資家心理に大きな影を落としていると分析しています。
原油価格の急騰が景気懸念を増幅 幅広い銘柄が売り込まれる
同日、ニューヨーク原油先物市場では、代表的な指標であるテキサス産軽質油(WTI)の4月渡し価格が一時、約2年5か月ぶりの高値となる1バレル=92ドル台まで急騰しました。この原油価格の上昇は、景気の重しになるとの懸念を強め、金融や消費関連など幅広い銘柄が売り込まれる要因となりました。特に、エネルギーコストの上昇が企業業績や家計支出に与える影響が警戒されています。
ナスダック総合指数も下落 IT企業株に売り圧力
IT企業の銘柄が多いナスダック総合指数の終値は361・31ポイント安の2万2387・68となり、ダウ平均と同様に下落傾向を示しました。市場全体では、以下のような動きが観察されました。
- 地政学的リスクの高まりによる安全資産への逃避
- 原油価格上昇に伴うインフレ懸念の再燃
- 企業業績見通しの不透明感が広がる
専門家は、今後の市場動向について、イランを巡る情勢や原油価格の推移に注視する必要があると指摘しています。また、米国を中心とした経済指標や金融政策の動向も、株価に影響を与える重要な要素となるでしょう。



