NY株が3日連続で下落、443ドル安に 米イラン交戦長期化への懸念が市場を圧迫
2026年3月20日のニューヨーク株式市場において、ダウ工業株30種平均は3日連続の下落を記録し、前日比443.96ドル安の4万5577.47ドルで取引を終えました。この下落は、米国とイランの交戦が長期化する可能性への懸念が高まり、売り注文が膨らんだことが主な要因です。さらに、米長期金利の上昇も相場にとって重荷となり、市場全体に慎重な空気が広がりました。
米軍の追加派遣報道が警戒感を増幅 原油価格高止まりでインフレ懸念も
米政権が海軍の強襲揚陸艦と海兵隊部隊を中東方面に追加派遣するとの報道が伝わったことで、交戦が長引くことへの警戒感が市場参加者の間で強まりました。これに伴い、原油価格も高止まりしており、中東情勢の悪化によるインフレ懸念が一段と強まっています。このような地政学的リスクが、投資家のリスク回避姿勢を促し、株式市場からの資金流出を招いたと分析されています。
ナスダック総合指数も3日続落 ハイテク株主体の指数が443ポイント安に
ハイテク株を主体とするナスダック総合指数も同様に3日連続で下落し、443.08ポイント安の2万1647.61ポイントとなりました。この動きは、テクノロジーセクターに対する売り圧力が高まっていることを示しており、市場全体の不安定さを反映しています。専門家は、中東情勢の先行き不透明感が継続すれば、さらなる調整局面に入る可能性があると指摘しています。
全体として、ニューヨーク株式市場は地政学的リスクと金融政策への懸念が重なり、下落基調を強めています。今後の動向については、米国とイランの交渉の進展や経済指標の発表が注目される見込みです。



