FRB、政策金利据え置きを決定 原油高騰の影響を注視 年内1回の利下げ予測維持
FRBが政策金利据え置き 原油高騰の影響注視 利下げ予測維持 (18.03.2026)

FRB、政策金利の据え置きを決定 原油高騰の影響を慎重に観測

米連邦準備制度理事会(FRB)は、18日に開催された連邦公開市場委員会(FOMC)において、主要政策金利を3.5%から3.75%の範囲で据え置くことを正式に決定しました。これは、前回の会合に続いて2会合連続での維持となり、金融政策の安定性を示す動きとして注目されています。

原油価格の高騰がインフレと雇用に与える影響を注視

今回の決定の背景には、米イスラエルとイランの間で続く交戦に伴う原油価格の急騰が大きく影響しています。FRBは、この原油高がインフレ圧力や雇用情勢にどのような波及効果をもたらすかを、詳細に分析する必要があると判断しました。原油価格の上昇が長期化すれば、物価全体への上昇圧力が強まる可能性があり、同時に景気減速によって雇用環境が悪化するリスクも懸念されています。

経済見通しでは年内1回の利下げ予測を維持

同時に公表された経済見通しでは、2026年に通常のペースで1回分の利下げを見込む方針を、2025年12月時点の予測から変更せずに維持しました。これは、FRBが現在の経済状況を踏まえつつ、将来的な金融緩和の余地を残していることを示しています。特に、2026年10月から12月期の物価予測については、前年同期比で2.7%の上昇と見込み、前回予測の2.4%から引き上げられました。一方、失業率は4.4%と予想され、前回の予測が維持されています。

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トランプ大統領の利下げ要求とFRBの難しい舵取り

トランプ米大統領は、景気刺激を目的として利下げを強く要求していますが、FRBはこれに対して慎重な姿勢を崩していません。利下げは確かに景気を活性化させる効果が期待できる一方で、インフレを加速させる危険性も伴います。このため、FRBはインフレ抑制と経済成長のバランスを図る難しい金融政策運営を迫られる状況が続いています。原油高騰による不確実性が高まる中、今後の政策判断にはさらなる注意が求められるでしょう。

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