読売333が連休明けに大幅下落 中東情勢懸念で2営業日連続安
連休明けの3月23日、東京株式市場において、読売株価指数(読売333)の終値は、前営業日の19日と比較して1484円87銭(下落率3・19%)安い4万5019円08銭を記録しました。この下落により、読売333は2営業日連続で値を下げる展開となりました。
全面安の背景に中東情勢とインフレ懸念
市場では、中東地域の緊張やインフレ(物価上昇)への懸念が強まり、全面安の動きが顕著となりました。具体的には、読売333を構成する333銘柄のうち、9割を超える312銘柄が下落し、投資家のリスク回避姿勢が鮮明になりました。
同時に、日経平均株価(225種)の終値も1857円04銭(下落率3・48%)安い5万1515円49銭となり、両指数ともに3%を超える大幅な下落となりました。この下落は、投資家がリスクを回避する動きを強めた結果と見られています。
トランプ米大統領の発言が市場に影響
市場の不安を煽った要因の一つとして、トランプ米大統領が3月21日にSNSで表明した発言が挙げられます。大統領は、イランが48時間以内にホルムズ海峡を完全に開放しなければ、イランの発電所を壊滅させると警告しました。
この発言を受け、市場では軍事衝突の長期化懸念が強まり、原油価格が高止まりしたことから、企業や家計の負担増が意識されました。こうした国際情勢の不確実性が、株式市場の下落圧力となったと分析されています。
銘柄別の動向とTOPIXの下落
読売333の構成銘柄の中で、下落率が最も大きかったのは非鉄金属大手のJX金属で、11・06%の下落を記録しました。これに続き、三菱マテリアルが9・35%、ルネサスエレクトロニクスが9・16%下落するなど、幅広い銘柄で売りが優勢となりました。
一方、上昇率が大きかった銘柄としては、KADOKAWAが8・32%、日油が3・94%、カカクコムが2・03%上昇するなど、一部で買い戻しの動きも見られました。
また、東証株価指数(TOPIX)も122・96ポイント(下落率3・41%)低い3486・44ポイントとなり、市場全体の弱含みな展開が確認されました。



