東証日経平均、一時900円超の大幅反落 中東情勢緊迫化で原油価格上昇が景気減速懸念を増幅
東証日経平均、一時900円超反落 中東情勢で原油価格上昇 (12.03.2026)

東京株式市場が大幅反落、日経平均は一時900円超の下落

2026年3月12日、東京証券取引所における株式市場は、日経平均株価(225種)が大幅な反落を見せた。前日終値からの下げ幅は一時900円を超え、投資家の間に強い警戒感が広がった。この急落は、中東情勢の緊迫化に端を発する原油価格の上昇が、インフレ加速と景気減速への懸念を強めたことが主な要因となっている。

午前終値は5万4177円、848円の下落

午前の終値は、前日終値比848円22銭安の5万4177円15銭で確定した。同時に、東証株価指数(TOPIX)も59.61ポイント安の3639.24を記録し、市場全体の弱含みな動きが鮮明となった。売り注文が先行する中、投資家はリスク回避の姿勢を強めている。

中東情勢の緊迫化が原油供給懸念を高める

市場を揺るがした直接の引き金は、イランがホルムズ海峡で機雷の敷設を始めたとの報道である。これにより、原油供給が滞る可能性への見方が強まり、国際的なエネルギー市場に波紋が広がった。原油先物価格の上昇は、インフレ圧力を高め、経済活動の減速を不安視する声を増幅させた。

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IEAの石油備蓄放出も相場への影響は限定的

日米欧など国際エネルギー機関(IEA)の加盟国が、石油備蓄の協調放出を決定したものの、相場への影響は限定的だった。この措置は、供給不安を一時的に緩和する意図があったが、投資家の心理には十分な安心材料とはならず、株式市場の下落を食い止めるには至らなかった。

今回の市場動向は、地政学的リスクが金融市場に与える影響の大きさを改めて浮き彫りにした。中東情勢の今後の展開や、それに伴う原油価格の変動が、日本経済の景気見通しにどのような影響を及ぼすか、注目が集まっている。

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