外国人の在留手続き手数料を引き上げる入管難民法改定案に反対するデモが19日、国会前で行われた。法案審議が始まった参院法務委員会に向け、支援者や外国人らが「引き上げは過大」「外国籍の人へのいじめだ」とアピールした。
デモの背景と参加者の訴え
このデモは、共生や反差別に取り組む11団体でつくる「ヘイトにNO!全国キャンペーン」が呼びかけた。参加者は次々にマイクを握り、海外にルーツのある子どもたちに日本語を教えている男性は「子どもたちは『日本に求められていないのか』『追い出したいと思っているのか』と、すごい不安を持つようになっている」と訴えた。
中国から留学して1年という女性は交流サイト(SNS)でデモを知って参加。取材に「留学生でつくるSNSのグループで話題になっていて、どうなるのか、みんな心配している」と顔を曇らせた。
法案に対する反対意見
同法案を巡っては、全国難民弁護団連絡会議が18日、反対の意見書を公表した。意見書では手数料引き上げについて、家族世帯は年に10万円を超える負担も想定され「外国人という理由だけで生活の質の低下、ひいては在留自体を諦めざるを得なくなる可能性のある不利益を課すのは、著しく妥当性を欠く」と指摘している。



