日経平均株価が2日連続で大幅上昇 中東情勢緩和への期待が市場を後押し
東京証券取引所において、2026年3月25日の東京株式市場で日経平均株価(225種)は、前日比1497円34銭(2.87%)高い5万3749円62銭で取引を終えました。これで2日連続の上昇となり、一時は上げ幅が1700円を超える場面も見られました。
中東情勢の緊張緩和期待が市場心理を好転
市場関係者によると、この上昇の背景には中東情勢を巡る緊張緩和への期待が大きく影響しています。具体的には、トランプ米政権がイラン側との1か月の停戦を検討しているとの報道を受け、原油価格が急落したことが市場心理を改善させました。
東京市場では、この動きを受けて以下のような展開が見られました:
- 半導体関連株が買い優勢に
- 人工知能(AI)関連株にも買いが集まる
- 東証プライム銘柄の9割超が上昇するなど広範な上昇基調
米国・イスラエルのイラン攻撃開始以降の市場動向
今年2月末に米国とイスラエルがイランへの攻撃を開始して以降、日経平均株価は1日に1000円以上変動する場面が相次いでいます。市場の不安定さが続く中、今回の上昇は一時的な落ち着きをもたらしました。
大手証券関係者は次のような見解を示しています:「現在の相場は原油価格の動向に大きく左右されている状況です。もし軍事衝突が長期化する可能性が意識されれば、株価は再び大きく下落するリスクがあります」
東証株価指数(TOPIX)も上昇
同日の東証株価指数(TOPIX)も91.32ポイント(2.57%)高い3650.99で取引を終え、日経平均と同様の上昇基調を示しました。この動きは、市場全体にわたる買い意欲の強さを反映しています。
投資家の間では、中東地域の地政学的リスクが軽減される可能性への期待が高まっており、これが株式市場の回復を支える主要な要因となっています。しかし、情勢は依然として流動的であり、今後の展開次第では市場が再び揺れ動く可能性も残されています。



