ホンダ、電動バイク「ICON e:」を2026年3月23日に発売 価格22万円で国内最安値に
ホンダは2026年2月19日、原付き免許で運転可能な電動バイク「ICON e:(アイコン イー)」を3月23日に発売すると発表しました。価格は税込み22万円からで、これは国内で販売されるホンダのバイクとしては最安値となります。電動バイク市場では航続距離や価格が大きな課題となっており、今回の新モデルが普及に向けた突破口となるか、業界から注目が集まっています。
航続距離81kmと価格競争力で市場をリード
満充電時の航続距離は81キロメートルで、ホンダが2023年に国内で初めて発売した電動バイク「EM1 e:(イーエムワン イー)」よりも28キロメートル長くなっています。価格面でも約10万円の引き下げを実現し、競合他社との差別化を図りました。
特に、ヤマハ発動機の同サイズの電動バイクと比較して航続距離が長く、価格も中国の電動バイク大手ヤディアのライバル車種とほぼ同水準に抑えています。この低価格帯の実現には、新興国向けのバイクと共通の部品を採用するなど、コスト削減策が大きく貢献しています。
ホンダの電動化戦略と今後の展望
ホンダは2030年までに世界で30車種の電動バイクを投入する目標を掲げており、今回の「ICON e:」は国内では6車種目となります。開発責任者の三ツ川誠チーフエンジニアは、2月19日に東京都新宿区で開催された記者会見で、「自信を持って出せる品質と価格を実現した」と述べ、市場への強い意気込みを示しました。
電動バイクの普及は環境問題への対応や都市部の交通手段として期待されており、ホンダの今回の発表は、価格と性能のバランスが取れた製品で市場を活性化させる可能性を秘めています。今後の販売動向や消費者からの反応が、電動バイク業界全体の方向性を左右する重要な要素となるでしょう。



