東京都町田市で昨年11月、乗車したタクシーの運転手を刃物のようなもので脅し、現金を奪おうとしたとして、町田警察署は19日、住所不定、無職の大坪誠一容疑者(58)を強盗容疑で逮捕した。同署によると、大坪容疑者は同様の手口による別の事件にも関与している疑いがあり、すでに強盗致傷容疑で逮捕・起訴されている。
犯行の経緯と容疑
逮捕容疑は、昨年11月21日午前8時ごろ、東京都町田市森野1丁目の路上で、自身が乗車していたタクシーの男性運転手に対し、刃物のようなものを示して脅迫。現金を奪おうとしたが、運転手が抵抗したため逃走し、乗車料金4400円の支払いを免れたとされる。大坪容疑者は「金に困っていた」と容疑を認めているという。
移動経路と特定の経緯
大坪容疑者は、JR相模原駅南口から小田急線町田駅のタクシー乗り場まで乗車。町田署は、現場周辺の防犯カメラの映像などを解析し、容疑者を特定した。同署は、大坪容疑者が他にも同様の犯行を繰り返していた可能性があるとみて、詳しい実態解明を進めている。
タクシー業界では、乗客による運転手への暴力や脅迫事件が後を絶たず、安全対策が課題となっている。今回の事件を受け、各タクシー会社では防犯カメラの設置や緊急通報システムの強化など、再発防止策を検討する動きが出ている。



