ホンダF1初優勝のエンジン音をEVで再現、「アフィーラ1」銀座で展示
ホンダF1音をEVで再現、アフィーラ1銀座展示

ホンダF1初優勝の伝説の音をEVで現代に蘇らせる

ソニーグループとホンダの合弁会社であるソニー・ホンダモビリティは、2026年3月19日、自動車レースの最高峰であるF1世界選手権において、1965年にホンダが初優勝を果たしたマシンのエンジン音を忠実に再現した電気自動車(EV)「アフィーラ1」を報道陣に向けて公開しました。この画期的なプロジェクトは、テクノロジーとエンターテインメントを融合させ、モビリティの未来に新たな魅力を加えることを目指しています。

ソニーの音響技術で「ホンダ・ミュージック」を体感

アフィーラ1には、ソニーの高度な音響技術が導入されており、車内に28個のスピーカーを配置することで、かつて「ホンダ・ミュージック」と称された伸びやかで迫力あるエンジン音をリアルに体験できるように設計されています。この音響システムは、アクセル操作に連動して音が変化する仕組みとなっており、運転者に没入感のあるドライビング体験を提供します。一般販売時にもこの機能が標準搭載される予定で、EVならではの静粛性の中に、伝統的なエンジンサウンドの興奮を組み合わせる試みです。

展示会と今後の展開

アフィーラ1は、東京・銀座のカーギャラリー「G735 Gallery」において、2026年3月20日から29日まで、ホンダのF1初優勝マシンとともに展示されています。入場は無料で、多くの自動車ファンや技術愛好家が訪れることが期待されます。展示会では、両車を比較しながら、半世紀以上前の栄光と現代の革新技術のコラボレーションを間近で鑑賞できる貴重な機会となっています。

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ソニー・ホンダモビリティの纐纈潤ゼネラルマネージャーは、「テクノロジーとエンターテインメントを駆使して、モビリティの未来をより面白く、魅力的なものにしたいと考えています。ホンダのF1初優勝マシンが奏でた迫力あるエンジン音を、現代のEV技術でよみがえらせることができたことを誇りに思います」と語り、プロジェクトへの熱意を表明しました。

価格と販売計画

アフィーラ1は、2026年中に米国での先行納車を予定しており、価格は8万9900ドル(約1430万円)から設定される見込みです。この価格帯は、高性能EV市場において競争力のある水準を目指しており、先進的な音響技術とホンダのレーシングヘリテージを兼ね備えたモデルとして、自動車業界に新風を吹き込むことが期待されています。今後、グローバル市場への展開も視野に入れ、販売戦略が練られていくでしょう。

この発表は、EVの普及が進む中で、単なる移動手段を超えた情感やノスタルジーを喚起する自動車の可能性を示す事例として、業界内外から注目を集めています。ホンダとソニーの協業が、どのようにして伝統と革新を結びつけ、新たな価値を生み出していくのか、今後の動向が楽しみです。

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