トヨタ自動車は11日、インドに新たな完成車工場を建設し、2029年前半に新型スポーツタイプ多目的車(SUV)の生産を開始すると発表した。生産能力は年間10万台を見込む。
インドで4つ目の工場
新工場はインド西部マハラシュトラ州に建設され、トヨタの現地合弁会社であるトヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)が運営する。これでインド国内の工場は4カ所となる。トヨタは旺盛な現地需要に対応するほか、周辺国への輸出拠点としても活用する方針だ。
具体的な車種名や投資額は明らかにされていないが、新型SUVの生産が中心となる見通し。インド市場ではSUVの人気が高まっており、トヨタは需要を取り込む狙い。
背景と戦略
インドは人口増加と経済成長に伴い自動車市場が拡大しており、トヨタは生産能力の増強を進めている。新工場の稼働により、インド国内でのシェア拡大と近隣諸国への輸出強化を図る。
トヨタはこれまで、インドでカローラやイノーバなどを生産してきたが、今回の新工場ではSUVに特化することで、競争の激しい市場での差別化を目指す。



