日産自動車が、13年ぶりに全面改良して発売する新型スポーツセダン「スカイライン」を栃木工場(栃木県上三川町)で生産することが8日、明らかになった。経営再建の一環として工場を削減し、生産体制を見直す中、代表車種の国内生産を維持することでブランド力の回復をアピールする狙いとみられる。2027年前半の披露を予定している。
生産拠点の決定とその背景
新型スカイラインの生産拠点が注目されていた。日産は事業の構造転換を加速させ、巨大市場である中国での開発や輸出に注力している。一方で、栃木工場は稼働率の低下が課題となっており、今回の決定は生産拠点のてこ入れにも寄与すると判断したもようだ。
スカイラインの歴史と現行モデル
2027年はスカイラインが登場から70年の節目に当たる。現行のタイプは13代目で、2014年に発売され、2025年度は栃木工場で1200台を生産した。長い歴史を持つこの車種の国内生産維持は、日産のブランド戦略上重要な意味を持つ。
日産の経営再建と新型スカイライン
日産は経営立て直しに向け、商品ラインアップの拡充が急務となっている。今年4月に公開した新型の一部映像では、特徴的な丸型4灯のテールランプが採用されていることが確認できる。2027年初頭に予定される全容公開に関心が高まっている。
日産は、グローバル市場での競争力を強化するため、生産体制の最適化を進めている。栃木工場でのスカイライン生産維持は、高品質な国内生産を継続する姿勢を示すものだ。今後の詳細なスペックや価格など、さらなる情報が待たれる。



