坂本花織、ミラノ・コルティナ五輪で銀メダル獲得 フィギュア女子初の2大会連続メダルに輝く
坂本花織、五輪で銀メダル フィギュア女子初の2大会連続メダル (19.02.2026)

坂本花織、ミラノ・コルティナ五輪で銀メダルを獲得 フィギュア女子初の2大会連続メダルに輝く

日本時間20日朝、ミラノ・コルティナオリンピックのフィギュアスケート女子フリーが行われ、今季限りでの引退を表明している坂本花織選手(シスメックス)が見事に銀メダルを獲得しました。この結果により、坂本選手はフィギュアスケート女子の日本勢として初めて、2大会連続でのメダル獲得という偉業を成し遂げました。

演技後の涙と複雑な感情

ショートプログラムで2位につけていた坂本選手は、フリーで最後から2番目に滑走。後半の連続ジャンプが単独ジャンプになるなど、完全なパフォーマンスとは言えませんでしたが、それ以外の要素はミスなく滑り切りました。しかし、演技直後にはガッツポーズも見られず、はじけるような笑顔も控えめでした。

リンク脇で待つ中野園子コーチのもとに近づくと、坂本選手の目からは涙が流れ落ちました。フリーの得点は147.67点で自己ベストには遠く及ばず、合計点でも直前に滑った世界女王のアリサ・リュウ選手(アメリカ)を下回る224.90点。この時点で、目標としてきた金メダルの獲得は叶わないことが確定しました。

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表彰式でも止まらない涙

表彰式後も、25歳の坂本選手の涙は止まりませんでした。しかし、涙を流しながらも、普段通りの笑顔を見せる場面もありました。重圧と闘いながら好演技を披露し、2大会連続メダルという歴史的達成を果たした喜び、金メダルに届かなかった悔しさ、そして競技人生に一区切りを打つ寂しさ――複雑な感情が胸に迫っていたのでしょう。

坂本選手は表彰式後のインタビューで、涙をぬぐいながらこう語りました。「力が最後まで100%出し切れなかったのがすごく悔しいです。でも、これだけ悔しい思いをしても銀メダルを取れたことは、今までの頑張りが実った証だと思います。この4年間、頑張ってきて良かったです」。

日本勢の活躍と中井亜美選手の銅メダル

今回の大会では、ショートプログラムで1位だった中井亜美選手(TOKIOインカラミ)がフリーで得点を伸ばせず銅メダルとなり、坂本選手の銀メダルが決定しました。日本勢のダブルメダル獲得という明るいニュースの中、坂本選手の複雑な表情が印象に残る一日となりました。

坂本花織選手は、平昌オリンピックでの金メダルに続き、今回のミラノ・コルティナオリンピックで銀メダルを獲得。フィギュアスケート女子の日本選手として、前人未到の2大会連続メダリストという栄誉に輝きました。今季限りでの引退を表明しているだけに、このメダルは選手生活の集大成として、特別な意味を持つことでしょう。

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