三菱UFJ銀行など大手5行は30日、5月に適用する住宅ローン金利を発表した。10年固定型の最優遇金利は全5行が前月から0.090~0.180%の幅で引き上げた。これは足元の長期金利の上昇などを反映したものである。一方、多くの契約者が選ぶ変動型は5行とも据え置かれた。
固定型金利の引き上げ背景
固定型ローンが連動する長期金利は、中東情勢の混乱が物価高につながるとの懸念などから上昇傾向にある。このため、各行は10年固定型の金利を引き上げる判断を下した。
各行の10年固定最優遇金利
- みずほ銀行:2.950%
- 三菱UFJ銀行:3.150%
- 三井住友銀行:3.250%
- りそな銀行:3.435%
- 三井住友信託銀行:3.645%
これらの金利は、前月からそれぞれ0.090~0.180%の引き上げとなっている。
変動型金利は据え置き
変動型ローンについては、各行とも前月と同じ0.945~1.275%に据え置かれた。変動型は多くの契約者が選択しており、今回の据え置きにより、借入者の負担増加は当面回避される見通しだ。
今後の金利動向については、長期金利の上昇が続けば、固定型金利のさらなる引き上げや、変動型金利の見直しも検討される可能性がある。借入希望者は、各銀行の金利情報を注意深く確認することが重要である。



