銚子漁港の水産加工会社シバショウが破産、負債14億7200万円
銚子漁港の水産加工会社シバショウが破産

東京商工リサーチ千葉支店によると、銚子漁港を拠点とする水産物加工業「シバショウ」(千葉県銚子市)が、千葉地裁八日市場支部から破産開始決定を受けたことが明らかになった。4月24日付で、負債総額は約14億7200万円に上る。

経営環境の急激な悪化

同社は2000年に設立。サバ、イワシ、サンマなどの水産物を加工し、地元業者や商社に販売してきた。2016年には現在の代表取締役が就任し、商社からの輸入品取り扱いを増やしたほか、東京支店を再開させて営業面の強化を図るなど事業を拡大。2019年7月期の売上高は20億6924万円に達していた。

しかし、その後は新型コロナウイルス感染症の影響で販売数量が減少したのに加え、地球温暖化の影響で銚子漁港の不漁が続くなど、外部環境が急激に悪化。2021年7月期の売上高は12億3572万円にまで落ち込み、債務超過に陥った。

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再建への取り組みも実らず

2023年9月には関連会社カネシバ(銚子市)を合併。水産物のスポット的な卸販売により、2025年7月期の売上高は約18億円に回復したが、採算は合わず、約4600万円の赤字を計上。さらに、最近では中国向け輸出の減少が追い打ちとなり、資金繰りが限界に達した。今年3月末で全従業員を解雇し、4月3日に事業を停止していた。

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