ベビー用品大手のピジョンが、ベビーカーの生産から撤退することを発表した。ナフサ由来の原材料価格の高騰が主な要因で、年内をめどに生産と販売を終了する予定だ。14日に正式に発表された。
対象製品と市場シェア
ピジョンによると、対象となる製品はベビーカー、バウンサー、および関連アクセサリーの全23品目。このうちベビーカーの2025年の販売実績は約2万5千台で、国内市場シェアは約6%を占めていた。
撤退の背景
ナフサ由来のポリウレタンやアルミなどの原材料価格が高騰したことに加え、主な生産拠点である中国からの物流費も上昇。これにより、安定的な生産と販売の継続が困難になったと説明している。広報担当者は「中東情勢が緊迫する以前から検討してきた」とコメントしている。
今後の事業展開
ピジョンは、哺乳瓶や離乳食、保湿剤などの他のベビー用品については、引き続き生産と販売を続けるとしている。ベビーカー事業からの撤退は、同社の事業構造の見直しの一環とみられる。



