首都圏新築マンション平均価格が8383万円に高騰、建設費上昇と都心高額物件が要因
首都圏新築マンション8383万円に高騰、建設費上昇が影響

首都圏新築マンション平均価格が8383万円に高騰、建設費上昇が要因

不動産経済研究所が19日に発表した2026年1月の新築マンション市場動向によると、首都圏における1戸当たりの平均価格は前年同月比14.2%上昇の8383万円となりました。この上昇は9カ月連続で続いており、建設費の高騰に加えて、都心部の高額物件が全体の価格を押し上げる形となっています。

前月比では5カ月連続の下落、今後の価格上昇幅は縮小見込み

一方で、前月比では5カ月連続の下落傾向を示しています。東京23区では用地取得が難しくなっていることから、開発業者が東京都の市部や周辺県への供給に注力する動きが強まっています。同研究所の担当者は「今後は前年同月比での価格上昇幅が小さくなる」と分析しており、市場の調整局面に入る可能性を示唆しています。

地域別の価格動向に大きな差、神奈川県で24.7%上昇

地域別の詳細な動向を見ると、以下のような特徴が明らかになりました。

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  • 東京23区:前年同月比15.8%増の1億2126万円
  • 23区以外の都内:13.7%下落の6524万円
  • 埼玉県:3.3%下落の5492万円
  • 千葉県:21.8%上昇の5933万円
  • 神奈川県:24.7%上昇の8294万円

このように、都心部と周辺地域で価格動向に大きな差が生じており、特に神奈川県では顕著な上昇が見られました。

発売戸数は4カ月ぶりに増加、市場の動向に注目

首都圏全体の発売戸数は前年同月比1.3%増の628戸となり、4カ月ぶりに増加に転じました。この数字は、供給面での動きが活発化している可能性を示しています。建設費の高騰が続く中、開発業者の戦略や消費者需要の変化が、今後の不動産市場にどのような影響を与えるかが注目されます。

不動産経済研究所の発表は、首都圏の住宅市場が複雑な局面を迎えていることを浮き彫りにしています。価格上昇の要因として、材料費や人件費などの建設コスト増に加え、都心部の限られた土地をめぐる競争が激化している点が指摘されています。今後の動向については、経済環境や政策の変化も含め、継続的な監視が必要です。

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