東京都中野区は5日、事業費の高騰で再開発計画が白紙となった「中野サンプラザ」について、計画の方針となる「再整備事業計画」の改定が3カ月遅れると発表した。区が区議会に示した検討状況によると、計画の改定は来年5月となり、当初の予定だった来年2月から3カ月遅れることになる。
区議会や有識者会議の意見を反映
遅れの背景には、9月に開かれた有識者会議や、「一度立ち止まるべきだ」といった声が上がっていた区議会の意見を踏まえた対応があるという。
区はサンプラザの建て替えについて、2030年度の着工、2034年度の完成を目指している。区幹部は「計画改定は数カ月の遅れなので、(工期自体に)そこまでの影響はないはず」としている。
住宅割合や定期借地権の方針
これまでに区は、建て替え後の施設について、住宅割合の上限5割を目安とし、敷地を貸す「定期借地権」を一部取り入れる方針を示している。