いつでも安いベイシアが、なぜさらに安く? 新業態で採ったもの、残したもの
いつでも安いベイシアが、なぜさらに安く? 新業態の狙い

ベイシア(前橋市)は、物価高が続く中で価格競争力を高めるため、新たにディスカウント業態「いつでも安い ココトク!」(以下、ココトク)を立ち上げた。福岡県深野市の「ベイシアふかや花園店」を業態転換し、2026年6月にオープンする。

ココトクの特徴

ココトクでは、ペットボトル飲料や加工食品などの商品を段ボールやパレットに載せたまま陳列し、ベイシアのポイントサービスも扱わない。ただし、売り場から受ける印象は、いわゆる倉庫型のディスカウントストアとは少し異なる。生鮮食品や惣菜、寿司などがずらりと並び、注文を受けてから調理するタコスや、イートインスペースまで設けられている。

商品数は、同規模のベイシアと比べて半分以下にし、既存店より1〜2割程度安い商品も豊富にそろえている。

低価格を追及する狙い

もともとベイシアは「いつでも安い」を掲げ、低価格を強みにしてきた。その中で、なぜさらに安いスーパーを出店したのか。その狙いを、ベイシアのマーケティング本部広報部部長である小田氏に聞いた。

小田氏によると、同社は「いつでも安い」を追求する中で、ココトクでは商品数を絞り、価格をさらに引き下げることで、顧客の支持を得たい考えだ。