中国電力の中間貯蔵施設計画、上関町議会が早期提示を求める請願を採択
山口県上関町議会は、中国電力が同町で計画している使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設を巡り、事業計画の早期提示を中国電力に促す決議を行うよう求めた請願を、賛成多数で採択しました。この採択により、議会として早期提示を求める意思表示が明確に示されました。
賛成派と反対派の意見が分かれる議論
3月18日に開催された定例会本会議では、委員長の柏田真一町議が審査結果を報告しました。採決に先立ち、賛否双方の立場から活発な意見交換が行われました。
賛成派の議員からは、「この施設は地域の財源確保や新たな雇用創出につながる重要なプロジェクトである」との主張がなされ、早期の計画提示を強く求めました。一方、反対派の議員は、「施設の建設には住民の安心と安全が大前提であり、早期提出を求める必要性はない」と述べ、慎重な対応を主張しました。
僅差での採択と今後の対応
採決の結果、賛成5票、反対4票という僅差で請願が採択されました。議会は改めての決議は行わない見通しで、今回の採択をもって早期提示を求める議会としての公式な意思表示と位置付けています。
今後、議会はこの結果を町長に報告し、中国電力に対する要請を正式に伝えることになります。この動きは、地域のエネルギー政策と経済開発を巡る重要な議論として注目されています。



