米国自動車協会(AAA)は28日、レギュラーガソリンの全米平均価格が1ガロン(約3・8リットル)当たり4・17ドル(約665円)に達したと発表した。これは、エネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡の混乱を巡る米イラン協議が停滞し、両国が2月28日に交戦を開始して以降の最高値を更新するものである。
ガソリン価格高騰の背景
ガソリン価格の高騰は、ホルムズ海峡の不安定な状況に起因している。同海峡は世界の石油輸送の約3分の1が通過する重要なルートであり、米イラン間の緊張が続く中で供給懸念が強まっている。これにより、原油価格が上昇し、ガソリン価格にも影響が及んでいる。
トランプ大統領の支持率低下
一方、ロイター通信などが今月24~27日に実施した世論調査によると、トランプ大統領の支持率は約1週間前から2%ポイント低下し、34%となった。これは昨年1月の就任以降の最低水準を更新した。特に経済運営への支持率はさらに低く、27%にとどまっており、有権者の不満が顕在化している。
今後の見通し
ガソリン価格の高騰は、家計や企業活動に直接的な打撃を与えており、インフレ圧力の一因となっている。専門家は、米イラン協議が進展しない限り、価格はさらに上昇する可能性があると指摘する。また、支持率の低下は、トランプ政権の政策に対する国民の評価が厳しくなっていることを示しており、今後の政治動向に影響を与える可能性がある。



