十勝岳の噴火警戒レベル3に引き上げ、気象庁が5段階の防災対応を解説
十勝岳の噴火警戒レベル3引き上げ、気象庁が防災対応を解説

北海道の十勝岳で、噴火警戒レベルが3に引き上げられた(9月24日時点)。気象庁は、火山が噴火した際の「とるべき防災対応」と「警戒が必要な範囲」を5段階で示す噴火警戒レベルを、49の火山を対象に発表している。

噴火警戒レベル3とは

噴火警戒レベルは、大雨特別警報と同様に5段階に分かれている。レベル3は、居住地域の近くまで危険が及ぶ可能性がある状況で、入山が規制される。十勝岳は現在、このレベル3に該当する。

気象庁の公式ポスト(X、旧ツイッター)では、各火山の活動状況や噴火警戒レベルを、気象庁の防災情報サイトのリンクから確認できると案内している。

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レベル4・5の防災対応

今後、居住地域への危険性が高まるとレベル4に上がり、高齢者などの避難が始まる。最大のレベル5は、居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生、または切迫している状態で発表され、全住民の避難などが必要となる。

噴火警戒レベルは、全国49の火山(令和8年3月現在)で運用されており、気象庁の「噴火警報・噴火速報」のページでいつでも確認できる。山麓の住民だけでなく、登山や観光で火山周辺を訪れる人も情報を確認しておくことが重要だ。

富士山のレベルは1、油断禁物

ちなみに、富士山の噴火警戒レベルは1(9月24日時点)で、ほとんどの火山がレベル1の状態にある。しかし、活火山である限り油断は禁物だ。

全国各地で大雨や長雨による土砂災害のリスクが高まる中、噴火が発生すれば被害が拡大する可能性がある。複数のリスクが重なることで起こりうる被害は計り知れず、たとえ小さな噴火でも気象庁が発表する情報に注視し、早めの備えと正しい行動が求められる。

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