世界的な抹茶ブームを受け、鹿児島市の大橋製茶が抹茶の加工工場を増設することになり、2日に鹿児島市と立地協定を結んだ。
新工場の概要と生産計画
新工場は鉄骨2階建てで、3階建ての事務所を合わせ、延べ床面積は1818平方メートル。11月上旬に着工し、投資額は約16億円。2028年3月の操業開始を予定しており、生産量は現行の約5倍となる年間100トン程度に拡大する見込みで、国内外の需要増に対応する。
市長と社長のコメント
同日、市役所で行われた締結式では、下鶴隆央市長が「鹿児島が誇る良質なお茶の魅力が国内外にさらに広がることに期待している」と述べた。
同社は昨年、鹿児島県外業者に委託した工程の一部が遅れ、3か月ほど稼働が停止したという。大橋直社長は「加工を県内で完結することで、安定して抹茶を販売し、鹿児島の茶農家を守っていきたい」と語った。