経済産業省から高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定手続きの第1段階となる「文献調査」の実施を申し入れられている茨城県常陸大宮市の鈴木定幸市長と、赤沢亮正経済産業相が29日午後に面会する。赤沢氏が同日の閣議後記者会見で明らかにした。
経産相「地域のご理解なくして進めることは困難」
赤沢氏は会見で「調査は地域のご理解なくして進めることは困難。常陸大宮市の皆様から市長に寄せられたご意見、ご懸念に対し、国としてしっかりお答えしたい」と述べた。
市長、面会後に受け入れ判断か
文献調査をめぐっては、経産省が8月31日に常陸大宮市に申し入れた。鈴木市長は早ければ9月18日の市議会閉会までの間に受け入れ判断を表明する意向を示していたが、閉会日の本会議で「国の考え方を確認し、その結果を踏まえて判断する」として、判断を先送りしていた。
鈴木市長は赤沢氏との面会後、文献調査を受け入れるかどうかの判断を示すとみられる。