日本郵便は1日、切手に押す消印の時間帯表示の廃止に向けた試行を全国26郵便局で始めた。時間帯表示のない消印を用いることで業務の効率化を図る狙いがあり、来年3月末までの検証を踏まえて、廃止時期を判断する。
現在の消印と課題
現在の消印には、郵便物を引き受けた年月日に加え、「0―8」「8―12」など4区分の時間帯を表示している。時間帯ごとにゴム印の数字部分の交換や試し押しなどの点検が必要で、職員の負担となっている。
試行実施の郵便局
検証は、千歳郵便局(北海道千歳市)、豊島郵便局(東京都)、小松郵便局(石川県小松市)、熱田郵便局(名古屋市)、熊本城東郵便局(熊本市)などで実施する。窓口で受け付けた郵便物や担当エリア内の郵便物ポストに投函された郵便物が対象となる。
引受時刻証明の案内
一方、消印には郵便物をいつ引き受けたかを証明する役割がある。日本郵便は、時間帯の表示が必要な場合は、郵便物の引受時刻を証明する「引受時刻証明」のサービスを使うよう呼びかけている。