ドイツのシュナイダー環境相は23日、天然ガスや石油といった化石燃料のエネルギー用途での利用について、2045年までに段階的に終了する「工程表」を発表した。石炭火力は遅くとも38年までに終了する。実現すれば、主要7カ国(G7)で最も早く化石燃料から脱却することになる。
気候サミットで発表
この工程表は、ニューヨークで開かれている国連総会に合わせ、各国首脳らが気候変動対策を話し合う「気候サミット」で発表された。
ドイツは45年に温室効果ガスの排出を実質ゼロ(ネットゼロ)にする目標を掲げている。脱原発であることに加え、ロシアによるウクライナ侵攻でロシア産天然ガスの供給が不安定になるなどし、脱化石燃料とエネルギーの安定供給の両立に苦慮してきたが、野心的な姿勢を堅持したことになる。
「すべての国に工程表を」
シュナイダー氏は、25年の…



