米国のトランプ大統領と妻メラニアさんは27日、交流サイト(SNS)を通じて、人気コメディアンで深夜トーク番組の司会者を務めるジミー・キンメル氏に対して降板を求めた。キンメル氏は番組内でメラニアさんを「未亡人のよう」と表現し、これに対し夫妻は「憎悪に満ちた暴力的な表現」と強く非難した。
発言の経緯と背景
キンメル氏は23日夜の番組で、25日にホワイトハウス記者会が主催した夕食会のパロディーを披露した。その中で、キンメル氏が架空のあいさつを行う設定でトランプ政権への皮肉を連発し、メラニアさんについて「妊娠中の未亡人のような輝きを放っている」と発言した。この夕食会では実際に発砲事件が発生しており、その後のキンメル氏の発言に批判が集まっていた。
トランプ夫妻の反応
メラニアさんはSNSで、「憎悪に満ちた暴力的な表現は国の分断を目的としている」と批判し、番組を放送するABCテレビに対して「態度を示すべき時だ」と訴えた。トランプ大統領も同調し、キンメル氏の降板を求めた。
過去のトラブル
キンメル氏を巡っては、昨年9月にも保守系活動家チャーリー・カーク氏の射殺事件に関する不適切な発言が問題視されていた。連邦通信委員会(FCC)のトップはこの件で処分の可能性を示唆し、ABCテレビは番組を一時休止したが、後に再開していた。



