フランス検察は13日、2007年の大統領選で勝利したニコラ・サルコジ元大統領(71)が、リビアの故ムアンマル・カダフィ大佐側から不正に選挙資金を受け取ろうとしたとされる事件の控訴審で、禁錮7年を求刑した。フランスメディアが報じた。
罰金と被選挙権停止も求刑
検察は罰金30万ユーロ(約5500万円)と、5年間の被選挙権停止も求めた。一審判決(2025年9月)では、カダフィ側の資金が最終的に被告の選挙資金として使われたかどうか立証されなかったとして一部無罪とし、禁錮5年、罰金10万ユーロ、5年間の被選挙権停止を言い渡していた。控訴審判決は11月30日に言い渡される予定。
事件の背景
サルコジ氏は2007年の大統領選でカダフィ政権から資金提供を受けた疑いが持たれている。検察は、サルコジ氏がカダフィ側と共謀し、リビアからの資金を選挙活動に流用したと主張している。一方、弁護側は一貫して無罪を主張している。
この事件はフランス政治に大きな衝撃を与え、サルコジ氏の政治生命を脅かしている。控訴審の結果が注目される。



