R-1グランプリ2026、ファイナリスト9人が決定 過去最多エントリーから激戦を制す
一人芸の日本一を決める「R-1グランプリ2026」の準決勝が2月15日、東京都港区のニューピアホールで行われました。35人による約3時間にわたる熱戦の末、決勝進出者9人が決定。ファイナリストたちは記者会見で、それぞれの思いを語りました。
過去最多6171人のエントリー 多彩な芸人たちが集結
大会は2002年に始まり、24回目となる今回は過去最多の6171人がエントリー。2回戦に770人、準々決勝には122人が出場しました。決勝は3月21日午後6時30分から、カンテレ・フジテレビ系で生放送されます。優勝賞金は500万円です。
準決勝のネタ時間は決勝と同じ4分。ZAZYや紺野ぶるま、サツマカワRPGらファイナリスト経験者のほか、2009年王者の中山功太や、昨年からR-1に挑戦を始めたふかわりょう、モノマネで活躍するキンタロー。ら35人が出場しました。TBS系情報番組「ゴゴスマ~GO GO! Smile!~」のMCを務めるフリーアナウンサー・石井亮次の出場も話題を呼びました。
世代別に見れば、最年長が芸歴38年で50代の島田珠代で、下は大学お笑い集団に所属する20代のナカヤまで幅広かった。ジャンルも、コントやフリップ芸、モノマネ、漫談、歌ネタなど多彩。500人超のお笑いファンが集まった会場で総じてウケは良く、ハイレベルな戦いとなりました。
ファイナリストたちの決勝への意気込み
その戦いを制し、決勝に駒を進めたのは、3人のファイナリスト経験者と、6人の初進出者。ルシファー吉岡は通算8回目、真輝志とトンツカタン・お抹茶は共に2年ぶり2回目の進出となりました。
昨年の若手漫才師日本一を決める「M-1グランプリ」で準優勝を遂げたドンデコルテの渡辺銀次は「1人なので緊張します。でも、サンパチマイク(センターマイク)を独り占めできる」と喜びを表現。
真輝志はその大会で優勝を果たした、たくろうのきむらバンドと同期だと語り、「お互い優勝すると約束したので、僕も果たしたい」と意気込みを語りました。
コンビの2人とも準決勝に出場したななまがりは、初瀬がファイナリストに。決勝進出経験のある相方・森下とともに、コントの日本一を決める「キングオブコント」、結成16年以上の漫才コンビで競う「THE SECOND」、漫才とコントの合計点で勝敗を決する、去年創設された「ダブルインパクト」に続き、四つ目の賞レースファイナリストとなりました。
そんな初瀬は、芸歴では9人の中で最若手のラグビー芸人・しんやに、赤と白の衣装や、大声を使った芸風が似ていることから「マネしてる!」と絡まれ、ステージでケンカ芸に発展。「意識するファイナリスト」を問われて互いの名を挙げるなど、早くも火花を散らせました。
初進出組からベテランまで それぞれの思い
3人の子どもを持つ今井らいぱちは、今大会で結果を残せなければ単身赴任中の東京から大阪に帰る覚悟だったといい、「逆境から生まれたエネルギーで、何とか突破できた」と感無量の表情でした。
初進出組がそれぞれ喜びをかみしめる一方、最多進出を誇るルシファー吉岡は、人気マンガ「葬送のフリーレン」の主人公で、1000年以上生きる魔法使い・フリーレンに自身をなぞらえ、「楽屋で仲良くしゃべる人が減って孤独になっていく。次世代の友達作りをしています」と胸中を吐露していました。
ファイナリスト一覧は以下の通りです(決勝の出番順)。
- しんや(35)吉本興業/初/ななまがり 初瀬
- 今井らいぱち(38)吉本興業/初/真輝志
- 渡辺銀次(40)吉本興業/初/ルシファー吉岡
- ななまがり 初瀬(39)吉本興業/初/しんや
- さすらいラビー 中田(34)太田プロダクション/初/しんや
- 真輝志(31)吉本興業/2年ぶり2回目/ルシファー吉岡
- ルシファー吉岡(46)マセキ芸能社/3年連続8回目/渡辺銀次
- 九条ジョー(非公開)吉本興業/初/さすらいラビー 中田
- トンツカタン お抹茶(36)プロダクション人力舎/2年ぶり2回目/九条ジョー



