M-1王者たくろうが一日警察署長に就任 自転車の交通ルールを市民と共に学ぶ
漫才師の頂点を決める「M-1グランプリ2025」で優勝したお笑いコンビ「たくろう」(吉本興業)が2026年3月4日、大阪府警南署(大阪市中央区)の一日警察署長を務めた。赤木裕さん(34)ときむらバンドさん(36)の二人は、警察官の制服を着て署員らに挨拶し、市民との交流を深めた。
約250人の市民が参加した安全教室で実践的なルールを確認
たくろうは署などが主催した「M-1王者と学ぶ自転車安全教室」に参加し、集まった約250人の市民らと共に自転車の交通ルールを学んだ。教室では、前かごとハンドルだけの自転車を使用し、「止まれ」の標識のある交差点での一時停止など、基本的なルールを実践的に確認した。
さらに、2026年4月から導入される自転車の交通違反に対する反則通告制度(青切符)についての解説も行われた。具体的な反則金として、一時不停止には5千円、信号無視は6千円、ながらスマホは1万2千円が科されることが説明された。
反則金の高さに驚き「M-1の優勝賞金があっても高い」
この反則金の額について、たくろうの二人は「M-1の優勝賞金があっても高い」と笑いを誘いつつ、厳しい罰則が適用されることへの注意を呼びかけた。漫才師らしい軽妙なトークで会場を和ませながらも、交通安全の重要性を真剣に訴える姿が印象的だった。
教室を終えたきむらバンドさんは、「『普段から使うものだからこそ意識が薄れてしまう』というのは、確かにそうやなと思った」と感想を述べ、日常的な自転車利用における油断の危険性を指摘した。
劇場に自転車で通っているという赤木さんは、「『赤信号は渡らない』という基本的なルールから、しっかりと洗い出して再確認したい」と語り、交通ルールの再学習の必要性を強調した。二人とも、この体験を通じて自身の運転マナーを見直すきっかけになったと話している。
このイベントは、著名人を起用することで交通安全への関心を高め、地域社会の意識向上を図ることを目的として実施された。たくろうの参加により、多くの市民が楽しく交通ルールを学ぶ機会となった。



