長野久義氏、引退試合で代打中前打を放ち右翼守備も完遂
昨シーズンをもって現役を退いた長野久義氏(41歳)が、3月14日に東京ドームで行われた引退試合に臨んだ。この試合は読売ジャイアンツ対北海道日本ハムファイターズのオープン戦として実施され、長野氏は巨人の一員として出場。8回裏に代打で登場し、見事な中前打を放つ活躍を見せた。
大観衆の拍手に包まれた有終の美
9回表には右翼の守備位置に就き、飛球を確実に捕球。これが現役選手として最後のプレーとなり、本拠地である東京ドームの大観衆から惜別の拍手が降り注いだ。試合前の打撃練習では柵越えの長打を連発し、「けがをしても大丈夫なので思い切って振り回しました。走るのが心配でしたが、最後まで頑張りたいと思っていました」と明るく語っていた。
原前監督から花束を受け取り16年のキャリアに幕
試合後には、巨人の原辰徳前監督から花束を受け取り、現役生活に別れを告げた。長野氏は2010年に巨人からドラフト1位で入団し、首位打者などのタイトルを獲得。広島東洋カープでの4年間を含め、通算16年のプロ野球生活で1512本の安打を記録した。今年からは巨人の編成本部参与に就任し、新たな役割を担っている。
この引退試合は、ファンにとって長野氏の雄姿を最後に目に焼き付ける貴重な機会となった。16年にわたるプロ野球人生の集大成として、東京ドームのマウンド上で輝かしい有終の美を飾る瞬間となったのである。



