高木美帆選手の引退表明に地元関係者から感謝と称賛の声
スピードスケート女子の高木美帆選手(31)が4日、世界選手権(5日開幕)を最後に現役引退の意向を表明したことを受け、地元・北海道幕別町の関係者らからは、ねぎらいと称賛の声が相次いでいる。
町長「子どもたちに勇気を与える見本」
飯田晴義町長は「世界の第一線でこれだけ頑張ってきたことは、町民としても非常にうれしく感じたし、勇気も感動もいただいた」と述べた。さらに、競技に真剣に取り組む姿勢が「子どもたちにも勇気を与えてくれる見本になっていた」と強調し、「『長い間お疲れさまでした、ありがとう』と言いたい。まずは最後の大会を頑張ってもらいたい」と語った。
町としては、本人とも話した上で、高木選手をたたえる何らかの取り組みを行う考えを示している。
高校恩師「アスリートの鏡として精いっぱい」
帯広南商業高校スケート部時代の恩師、東出俊一さん(69)は、五輪で計10個のメダル獲得という偉業とともに、高木選手の人間性を高く評価した。「オリンピックに出てからずっと、アスリートの鏡として精いっぱいやってきたと思う。お疲れさまと言うだけです」と述べ、その姿勢を称えた。
地元すし店「最高のスケート人生」
高木選手が昔から家族で訪れていた町内のすし店「竹葉 寿司」の杉山雪男さん(80)は、「びっくりしたが、頑張ったから最高のスケート人生ではないか。応援できて最高だった。次も色々していくと思うが、悔いのない人生を歩んでもらえればうれしい」と話し、長年の活躍をねぎらった。
高木選手はミラノ・コルティナ五輪スピードスケート女子1000メートルで銅メダルを獲得するなど、輝かしいキャリアを築いてきた。地元関係者からの温かい声は、その功績と人間性への深い敬意を反映している。
