「ロデオ猿」で全国的に知られた動物園園長、31年の勤務に幕
京都府福知山市にある三段池RAVIHOUSE動物園(福知山市動物園)で、長年にわたり園長を務めた二本松俊邦さん(81)の引退セレモニーが、3月31日に同園で開催されました。このセレモニーには、約100人の来園者が駆けつけ、31年間の勤務に別れを告げる二本松さんを見守りました。
31年間のキャリアと「ロデオ猿」の人気
二本松さんは、1995年2月に副園長に就任し、1999年4月から園長として動物園を支えてきました。2010年には、ニホンザルの「みわ」がイノシシの「ウリ坊」に乗る様子が「ロデオ猿」として話題を呼び、このユニークな光景がインターネットやメディアで広く紹介されたことで、二本松さん自身も全国的に知られる存在となりました。この出来事は、動物園の知名度向上に大きく貢献し、多くの来園者を呼び込むきっかけとなったのです。
引退の背景とセレモニーの様子
引退は、高齢と指定管理者の変更に伴うもので、二本松さんは妻のちとせさん(78)とともにセレモニーに出席しました。セレモニーでは、大橋一夫市長が市民らから寄せられた145件の温かいメッセージを二本松さんに手渡し、感謝の意を表しました。二本松さんは、これらのメッセージに触れ、「これだけ温かい言葉をもらったり、喜んでもらったりするとは夢にも思わなかった。みんなに助けられ、感謝している」と感動の言葉を述べました。
地域からの支援と今後の展望
セレモニーに参加した来園者たちは、二本松さんの長年の貢献を称え、記念撮影に応じるなど、別れを惜しむ様子が見られました。このイベントは、動物園が地域コミュニティの重要な一部として機能していることを示す証左でもあります。二本松さんの引退後も、動物園は新たな管理者の下で運営が続けられ、地域の観光や教育活動に貢献していくことが期待されています。



