元Jリーガーとの初デートは青いポルシェと洗足池のボート
フリーアナウンサーの小倉弘子が、夫となる元Jリーガーの水内猛さんとの思い出深い初デートを振り返る。30歳になる頃、長い友人期間を経て初めて二人きりで出かけることになったその日、水内さんは青いポルシェで迎えに来たという。
よく晴れた日で、彼はまぶしそうに青いサングラスを手に取った。青い車に青のサングラスという組み合わせに、小倉さんは「ちょっとひいた」と当時を回想する。人生初のポルシェは車高が低く、自分が半分地中に埋まっているようで落ち着かなかったという。
下調べゼロの洗足池ボート体験
「天気もいいし、飯食う前にボート乗ろうよ」と水内さんは車を走らせ、国道1号から中原街道へと進んでいった。目的地は洗足池公園。当時小倉さんは深夜のスポーツコーナー担当で、この日は夕方出社のため、お昼を食べようという趣旨だったはずが、突然のボート計画となった。
水内さんは「ここ!」と洗足池公園に車を止め、「やってるかな?」と下調べ感ゼロで受付をのぞき込んだ。支払いを済ませると、ニコニコと手こぎボートに乗り込んだ二人。
向かい合って座ったものの、船は揺れるだけで一向に進まない。水内さんが懸命にオールを動かしても、船体が揺れるだけだった。しまいには船着き場の男性に「ほら、兄ちゃんがんばれ!」と手にした棒でグイと押し出される一幕も。
カルガモに抜かれるほどのんびり時間
少しずつ進みだしたものの、すぐ横をカルガモがあっけなく抜いていった。小倉さんは「見てはいけない気がして」景色を眺めたという。春の洗足池は穏やかで、木々の緑がまぶしかった。少し肌寒かったが、目の前の男性はオールと熱戦を繰り広げていた。
後で聞いたところ、水内さんは「弘子は大きいから、何も始まってないうちに見つからないように」と、目立たない池の真ん中を思いついたそうだ。小倉さんは身長172センチと長身で知られる。
ポルシェからママチャリへ
4月は二人の結婚記念日。あの日の青いポルシェは今、ママチャリとミニバンに変わっている。小倉弘子と水内猛の夫婦は、洗足池でのほほえましいボートデートをきっかけに、結婚へと歩みを進めた。
元Jリーガーとして活躍した水内猛さんは、現在はサッカー解説者として活動。小倉弘子さんはフリーアナウンサーとしてテレビやラジオで活躍を続けている。洗足池公園は東京都大田区にある自然豊かな公園で、ボート遊びができることで知られている。



