米ニューヨークのメトロポリタン美術館で4日、ファッションの祭典「メットガラ」が華やかに開催された。今年のドレスコードは「ファッション・イズ・アート」。絵画から飛び出したようなユニークで色鮮やかな装いが来場者の目を引いた。
メットガラとは
メットガラは、同美術館の服飾部門が資金集めのために開催する年に一度のパーティー。俳優やモデル、歌手らが展覧会のテーマに沿った衣装で参加することが恒例となっている。今回の展覧会のテーマは、衣服をまとった身体を芸術として表現する「コスチュームアート」だ。
注目のセレブたちの装い
- エマ・チェンバレン:モデルとしても活動する彼女は、フリルをふんだんにあしらったマーメイドドレスを着用。黄、青、赤で染色され、水彩画のような風合いを醸し出した。このドレスは「ミュグレー」が手がけ、生地を150メートル使用し、完成までに約960時間を要したという。ゴッホやムンクの絵画が着想源の一つとされている。
- マドンナ:歌手のマドンナは、「サンローラン」の黒のスリップドレスに身を包み、幽霊船の模型を載せた帽子をかぶった。ラベンダー色のケープを周囲の女性たちが持つという演出で、ダークな魔女に扮した。
- ビヨンセ:歌手のビヨンセが着用したドレスは、キラキラと輝く大きな宝石で骨格を思わせる刺繍が施され、まさに芸術作品のような仕上がりだった。
- リサ(ブラックピンク):ブラックピンクのリサは、クリスタル刺繍を全面に施した白のドレスをまとった。ベールを持ち上げているのは自分の手ではなく、肩から伸びる腕のパーツという奇抜な装いで注目を集めた。
- サンデー・ローズ:モデルのサンデー・ローズは、全面に布製の花が刺繍された「ディオール」のドレスを着用し、優雅な雰囲気を漂わせた。
- アリサ・リュウ:フィギュアスケート選手のアリサ・リュウは、「ルイ・ヴィトン」のバーガンディー色のドレス姿で登場。チュールとサテンのフリルを重ねたスカートは、細胞や筋肉を連想させるデザインで、エレガントに着こなす姿が印象的だった。
今年のメットガラも、ファッションとアートの融合を体現する華やかなイベントとなった。



