中国人アーティストが色鉛筆で描いた京都の手描き地図、細部に驚きのこだわり
中国人アーティストが色鉛筆で描いた京都の手描き地図

中国人アーティストが色鉛筆で描いた京都の地図

街を東西に分ける鴨川、碁盤の目のように整然と区画された通り、京町家や神社仏閣、そしてその間を縫うように走る鉄道――。そんな京都の街並みを、中国人アーティストが一枚の「手描きの地図」に凝縮した。この地図は、作者が各地を歩き回って写真を撮り、スケッチを重ね、約1年かけて完成させた大作である。

「京都手絵図」の作者と制作の背景

「京都手絵図」を手がけたのは、中国・西安を拠点に活動するアーティストの衛東青さん(47歳)。彼は2009年から手描き地図の制作を始め、これまでに西安や上海など中国国内22都市の作品を手がけてきた。国外の都市を描くのは今回が初めての挑戦である。

地図の詳細と特徴

地図のサイズは縦約95センチ、横約70センチ。鳥瞰図のように見下ろす構図で、京都市街地を取り囲む東山、北山、西山の「三山」の内側を描き、南は久世橋通付近までをカバーしている。色鉛筆の淡い色彩を用いて繊細に描き込まれており、神社仏閣だけでなく、住宅の屋根の形状まで一つ一つ丁寧に描き分けられている。さらに、目を凝らすと通りを行き交う人々や車も確認できるほど細密である。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

制作のきっかけ

衛さんが京都を描こうと思ったきっかけは、2024年に芸術を学ぶ息子が東京の大学に進学したことだった。当初は東京を地図にしようと考えたが、京都の歴史的景観や文化に魅了され、題材を変更したという。

この地図は、京都の魅力を余すところなく伝えるだけでなく、中国と日本の文化交流の象徴としても注目されている。衛さんは今後も他の日本の都市を手描き地図で表現したいと意欲を見せている。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ