Netflix『ラヴ上等』シーズン2(8月4日配信開始)の第5〜7話を、恋愛リアリティ番組出演経験のある漫画家・ライター・美容家の白戸ミフルが独自の視点で解説する。合コン歴2,500回以上、ステージ4乳がんサバイバーでもある筆者が、番組の展開をリアルな経験とともに紐解く。
第5話:4角関係の行方と「伝えることの大切さ」
第4話のラストで行われた4人デートでは、男子3人から思いを寄せられるひかるが曖昧な返答をしたことで、男子同士の“答え合わせ”が行われ、「ひかるはキープしようとしている」と勘ぐる展開に発展。アリーとたいちゃんがひかるを詰める場面があった。
ひかるは「限られた人数と時間の中で、毎日感情が変わる」と本音を吐露。撮影現場は日常生活から切り離された特殊な環境で、期間も2週間という短期決戦だ。結婚を視野に入れるひかるにとって、即座に1人を選ぶのは酷な選択だと筆者は感じる。昭和世代の筆者は「漢なら『好き』という気持ちに正直になってぶつかってほしい」と願うが、アリーは自信をなくし、何でも受け止めてくれるまりりんに心を傾けていく。
道徳の時間では、はーちゃんとかずくんの壮絶な過去が明かされた。特に印象的だったのは、かずくんの父親の話。DVを受けていても死に目に会えず、感謝を伝えられないまま別れた後悔が語られ、「伝えることの大切さ」がテーマとなった。あっすんの「子より無条件に愛されるのは親」という言葉に筆者はハッとさせられた。また、るるが母親に電話するシーンには涙したという。
第6話:三角関係と「外見」のリアル
サウナデートで距離を縮めるアリーとまりりん。一方で、るるとLEO、そしてかずくんの三角関係が勃発。るるは自身の浮気性を「病気」と表現してLEOの反応を確かめると、LEOは「正したるわ!」と力強く受け止めた。
そんな中、かずくんが初めて割り込みをかけ、るるは「外見は誰でも作れる」「うちも整形」「大切なのは性格だからマジで」と言い放つ。MCのAwichも「かっけー」と絶賛した。2週間という短期間で相手の性格や相性を見極めるのは至難の業で、筆者が参加した番組では1ヶ月以上過ごしても見極めきれなかったと振り返る。
まりりんは誰にでも優しく褒め上手な一方、その優しさが裏目に出て男性陣から「魔性の女」というイメージを持たれてしまう。るるの「女子と話すの童貞なのかな」という発言には同意しつつも、「陰で言わずに2ショットの時に直接聞けばいい」と男性陣の対応を女々しいと指摘。まりりんの過去のDV経験を踏まえ、トラウマを持つ人の防衛本能についても考察した。
第7話:辺土名さんのナイスアドバイス
まりりんを巡る騒動が落ち着いた後、第4話にも登場した元暴走族&バナナ農家のレジェンド・辺土名さんが再登場。落ち込むまりりんに「60歳になっても失敗だらけ」「行動したら半分成功」「自分の経験は悪いことも全て活かせる財産になる」と熱い言葉で励ました。
ステージ4乳がんを乗り越え、再発疑いがあるにもかかわらず世界一周に挑戦しようとする筆者にも刺さる言葉だった。傷つくのが怖くても、行動しない限り何も始まらないと感じたという。
まとめ
第5〜7話で学校生活も終盤戦に突入。あっすんとマー君は2回もチューし、恋の矢印が複雑に交差。転校生のはーちゃんも動き出し、第7話のラストでは校則違反疑惑まで浮上。MCの永野も「疲れた」と漏らすほどの展開に、視聴者もハラハラが止まらない。
次回の第8〜10話もレビュー予定で、恋リア経験者ならではの視点で引き続き解説する。



