大東駿介が主演するカンテレのドラマ『絶望できない男』(毎週木曜25:15~ ※関西ローカル)が、17日にスタートする。全4話で届ける同作は、奥川拓二氏のノンフィクションエッセイ『絶望できない男』(講談社刊)をモチーフにしたジェットコースター人情コメディーで、相武紗季と八村倫太郎が共演する。
破天荒な主人公の転落と再生
物語の主人公は、テレビ業界で成功を収めながらも人生のどん底へ転落していく奥本拓夢。ポルシェを乗り回す伝説のADから制作会社社長へと上り詰めるものの、やがて1億円を超える借金を抱え、ヤクザに追われ、すべてを失ってホームレス生活にまで転落する。
それでも奥本は立ち止まらない。「ウソはアカンけど、ホラは吹いてええ!」を信条に、持ち前のしゃべくりとハッタリを武器に次々と困難を乗り越えていく。1980年代後半から2000年代のテレビ業界を舞台に、泥にまみれながらも前へ進み続ける男の生き様を描く。
大東駿介の役への思いと共演者
大東が演じる奥本は、失敗や挫折を重ねながらも人を巻き込み、自らの道を切り開いていく破天荒な人物。相武は、そんな奥本を見守り続ける元恋人・春永洋子役、八村は真面目で不器用な後輩・水野秀真役を演じる。
SNSやAIによって効率や正解が求められる時代だからこそ、本作が描くのは失敗や遠回り、不格好な生き方そのもの。すべてを失ってもなお絶望せず、生身の人間らしくもがき続ける主人公の姿が、大きな見どころとなりそうだ。
大東は、本作への出演について「原作と今回の台本を読んだときに、『奥本は絶対自分が演じたい』と思いました」と振り返る。
また、大東自身が大阪出身ということもあり、「関西を舞台にした作品では、“しゃべくってるかどうか”がめちゃくちゃ重要。関西弁は言葉が先じゃなく感情が先に出るもの」と語り、本作ならではの会話劇へのこだわりを明かした。
さらに作品のテーマについては、「失敗できるのが人間で、無様なのが人間。自分の短所や歪さも、誰も持っていない財産に変わり得る」とコメント。「全4話を見終わった後に、“恥”が“財産”に変わるような作品になっていると思います」とアピールしている。
主題歌はluvの書き下ろし
主題歌は、関西発の新世代フューチャーソウルバンド・luvによる書き下ろし楽曲「hora」。作品テーマでもある“ハッタリ”をモチーフにした楽曲が、泥臭くもエネルギッシュな物語を彩る。



