漫画誌『ハーレクインオリジナル』休刊、18年半の歴史に幕 相次ぐ休刊の背景とは?
漫画誌ハーレクインオリジナル休刊 相次ぐ休刊の背景

『ハーレクインオリジナル』休刊、18年半の歴史に幕

漫画雑誌『ハーレクインオリジナル』が、7月号をもって休刊したことを発表した。2008年1月に「月刊HQ comic」として創刊してから約18年半の歴史に終止符を打った。

公式サイトでは、「『月刊HQ comic』として2008年1月に創刊して約18年半、ハッピーエンドロマンスを皆様にお届けしてきました。こうして長い間、刊行を続けてこられたのはハーレクインを愛してくださる読者の皆様のおかげです。突然のお知らせになってしまいましたことをお詫び申し上げますとともに、編集部一同、心よりお礼申し上げます」とコメントしている。

今年に入り相次ぐ漫画誌の休刊

今年に入り、『どこでもヤングチャンピオン』や『月刊コミックガーデン』も休刊しており、漫画誌の休刊が相次いでいる。その背景にはさまざまな理由がある。

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『どこでもヤングチャンピオン』:容量過多が原因で異例の休刊

『どこでもヤングチャンピオン』は今年5月に休刊し、2019年11月の創刊から7年の歴史に幕を下ろした。アニメ化作品も生まれ、2025年には2000ページを超えるまでに成長するなど、好調を維持していた雑誌だったが、休刊理由のひとつが「容量過多により一部電子書店で配信できないという問題に直面」したことだった。

編集部によると、「『どこでもヤングチャンピオン』は、2019年11月の創刊時には約300ページの雑誌でしたが、2025年には2000ページを超えるまでに成長し、弊編集部初の女性向け作品の掲載や『ヤンチャンWeb』立ち上げなど、新たな取り組みに繋がる媒体となりました。このまま3000ページを目指すつもりでおりましたが、容量過多により一部電子書店で配信できないという問題に直面しました」と報告。

また、「一方で、連載作品の『ヤンチャンWeb』への初出掲載の移行が進んでいたことから、弊誌は一定の役割を終えたと判断し、休刊を決定いたしました。弊誌掲載作品はすべて『ヤンチャンWeb』でお楽しみいただけますので引き続きご愛読いただけましたら幸いです。登録会員数が100万人を突破した『ヤンチャンWeb』ならびにヤングチャンピオンを今後ともよろしくお願い申し上げます」と呼びかけている。

『月刊コミックガーデン』:出版構造改革と環境変化で休刊

『月刊コミックガーデン』は今年3月に休刊し、11年の歴史に幕を下ろした。休刊理由について、「弊社マッグガーデンは設立から25年、誌名やラインナップは変わりながらも常にコミック誌を送り出してまいりました。しかしながら、コミック誌が中核であったコミック出版の構造改革を受け、また雑誌印刷と流通を取り巻く環境の変化を鑑みまして、この度雑誌刊行を休止することといたしました」と経緯を明かしている。

まとめ

漫画誌の休刊が相次ぐ背景には、電子配信の容量問題や出版構造の改革、印刷・流通環境の変化など、さまざまな要因がある。一方で、ウェブメディアへの移行や新たな取り組みも進んでおり、漫画業界は変革期を迎えていると言える。

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