彼の奨学金返済で親に反対され結婚諦めた30代後半女性の後悔
彼の奨学金返済で親に反対され結婚諦めた女性の後悔

ユーザー投稿サイト「発言小町」に、「結婚しなかったことへの後悔」と題する30代後半の女性からの投稿が寄せられました。トピ主さんは20代前半の頃、結婚を考えていた彼氏がいましたが、彼に奨学金の返済が残っていることで親に反対され、別れを選択したそうです。しかし、今になって「なぜ別れてしまったのか、奨学金のことなどささいな問題だったのではないか」と悩み、落ち込む日々を過ごしているとのこと。「過去に戻れないのは分かっていますが、皆さんなら今後どうやって生きていきますか」と意見を求めています。

結婚しても「たられば」通りにはならなかった可能性も

トピ主さんは中学から大学まで私立に通っており、学費はすべて親が出してくれたという境遇です。「彼のことが本当に好きだった」ものの、当時は「親がダメというならダメなんだ、仕方ない」と思い込み、彼との別れに無理やり納得したとのこと。「あの時、反対を押し切ってでも結婚しておけばよかったという思いが、ふつふつと湧いてきて気分が落ち込むことが増えました」と現在の心境を明かしています。

投稿には、彼が結婚して2人の子宝に恵まれ、マイホームを建てて幸せに暮らしていると友人から聞いたことも記されています。彼の幸せを耳にしたために、「あのとき、親の反対を押し切ってでも彼と結婚していたら、私は幸せになれていたのでは」と想像してしまうのかもしれません。

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過去を悔いたり、「たられば」の世界に浸ってしまったりする瞬間は誰の人生にもあるものですが、未熟だった過去の自分を許し、「たられば」話は自分にとっての最良のストーリーを思い浮かべているに過ぎないと頭の片隅に置くことが大切です。20代のトピ主さんが親の反対を押し切って結婚したとしても、「金銭感覚の違いでけんかばかりになり、彼と不仲になった」「夫婦として自立しきれず、もめにもめて離婚した」といった未来だってあり得たわけです。「親の言うことに反対できなかった20代の私と、あのときの彼だったら、結婚しても結局うまくいかなかったかもしれないな」と冷静に振り返れば、「たられば」に過度に依存しなくて済むでしょう。

大人になってからの「親の意見」との向き合い方

親の反対を受け入れた20代の頃のトピ主さんには、「親の言う通り、家柄や金銭感覚が合う男性の方が、結婚はうまくいくのかもしれない」という思いがほんの少しあったのかもしれません。それゆえに、渋々ながらも親の意見を受け入れたのでしょう。その後10年以上、彼より好きになれる人物が現れないことになるとは、当時は想像していなかったはずです。

また、投稿には、トピ主さんの親が「いつになったら結婚するのか、ずっと独身でいるつもりか、老後はどうする気だ」と言ってくることに、「やり場のない怒りのようなもの」が湧いてくるという記述があります。結婚のチャンスがあったときに反対しておいて、今さら結婚を催促する親の態度に腹が立っているのです。「親の言う通りにしたのに、私は幸せになれていないじゃないか」と親を責めたくなる瞬間はあって当然ですが、同時に「親の反対を押し切れないくらい、当時の私は精神的にも経済的にも自立できていなかったのかも」と自省する目線を持つことも大切です。

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「親はいろいろ意見を言ってくるけれど、大人になった私の人生に責任を持ってくれるわけではない」と気付くことができたなら、それは本当の意味での精神的自立を果たすチャンスかもしれません。お金の心配なく育ててくれて、良い学校に通わせてくれた親には感謝しつつも、ここから先は自分で人生を選択し、自分の意思を大切にし、自分の決断に責任を負っていく――。そんな決心ができれば、トピ主さんはこれから違う人生の選択ができるようになっていくでしょう。

自分に「良い一日」をプレゼントしてあげよう

トピ主さんはこれからどんな人生を送りたいですか。世間の風潮や親や友達の意見を気にせず、自由に考えてみてください。結婚して家庭を作る人生をイメージしているなら、今すぐ婚活をスタートすればよいし、好きな人に出会いたいのなら、人づきあいの輪を広げるところから始めればよいでしょう。「夢だったキャリアをかなえたい」と思うなら仕事に全力を注いでみればよいし、「何か打ち込めるものが欲しい」と思うなら、いろいろな趣味を試してみるのも一つです。

今したいことが思いつかないなら、80歳になったトピ主さんが「悩んでいたあの30代の頃から、自分なりに良く生きてきたな」と思えるように、今ある毎日をどう過ごせばよいか、長期的な目線から逆算して具体的な行動を考えてみる方法もあります。

あるいは、「自分に良い一日をプレゼントしてあげよう」という意識を持ってみるのもおすすめです。遠くへ旅行して地球のすごい景色を自分に見せてあげてもいい。「心機一転、新しい暮らしがしたい」と思うなら、多少の労力や費用がかかっても引っ越しや転職を自分に許してあげればいい。「人を愛し、人に愛される幸せ」を自分に与えてあげたいなら、アクティブに過ごして、自分をいろいろな人に出会わせてあげればいいのです。

これからは誰のためでもなく、トピ主さん自身のために行動して、将来「悪くない人生だった」と笑顔で思える未来をプレゼントしてあげてください。