映画『Man』(9月11日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開)の先行上映舞台挨拶が17日、都内で行われ、宇野祥平、萩原護、前田弘二監督が登壇した。
萩原護、脚本の感想を語る
小田役を演じた萩原は、脚本を読んだときの感想を聞かれ、「謎の人に尽くされるという話が面白いなと。謎も多いじゃないですか。緊張感もありつつ、でも日常がちゃんとある。ファニーさもあるのがすごく素敵だなと思いました」と回答。
印象に残っているシーンとしては「相撲のシーン」を挙げ、「相撲で決着をつける。白黒つけさせるというのがカッコいいです」と語った。
前田監督が萩原護の芝居を絶賛
映画『Man』で小田役に萩原を起用した理由を聞かれると、前田監督は「最初に企画を立ち上げたのは5年前だったんですよ。で、脚本を書いたけど、成立しなくて。(制作決定を)待っていたんですよ。そしたら2年前、『街並み照らすヤツら』というテレビドラマで監督をしたときに、萩原くんと出会って。そのときに、『あっ、小田いた』と思って。ずっと、小田役をどうしようかなと悩んでいたんですよ。(宇野くんと萩原くんの)2人の共演もちょうどあって」「もう一回やりましょうとなったときに、『いい人いるんです』と、萩原くんにお願いした感じです」と説明した。
また、印象に残っているシーンをトークした際には、前田監督が「最後の萩原くんの笑顔も、脚本を書いたときの感じよりもすごく爽やかな後味があって」と話すと、宇野も「萩原くんのおかげで爽やかな映画になった。それは決定的な違いかもしれません」と賛辞。続けて、前田監督は「小田の役はすごく難しかったと思うんですよ。怖がるだけじゃなくて、取り繕いながら平然を装うシーンもある」と話しつつ、この物語を成立させる説得力を小田に持たせた萩原の芝居を絶賛していた。
映画『Man』ストーリー
車の窃盗団の一員で、犯罪に手を染める青年・小田(萩原護)。ある夜、犯行現場で突然、見知らぬ男(宇野祥平)にさらわれる。
「これからは時間をドブに捨てず、真っ当に生きるんだ」
男はそう告げ、マンションの鍵を差し出す。こうして、正体不明の男と青年の奇妙すぎる共同生活が始まった。男は小田を“いい男”にしようと、執拗なほどの教訓と善意を押し付けてくる。一体、彼は何者なのか。真の目的とはーー。



